公営・民営を問わず、使用する墓地によって「使用規則」「利用規定」があります。お墓を建墓するにあたって、様々な制約が定められているため、その規則・規定に反した際、使用を拒否されたり、墓地の返還を求められたりする場合もあります。事前にチェックを行い永年に渡ってお墓を守っていける内容なのかをしっかり判断しておくことが大切です。
墓地の使用規則チェックポイント
宗教・宗派
自分の家(ご先祖様やご家族)の宗教・宗派が条件に合っているかどうか。宗教不問の場合でも、特定の宗教は受け付けないこともあります。
遺骨の有無
公営の場合、ご遺骨があることを申込み条件にしているところが少なくありません。
指定石材店制度
墓地・霊園が石材店を指定する場合、その石材店以外での建墓は行えません。墓地・霊園の管理者がお客様に安心してお墓づくりを行っていただくための制度です。
墓石の指定
墓地・霊園内の景観に統一感を持たせるなどの理由で大きさや高さ、形などの規定がある場合があります。
墓石の建立期限
「契約後○ヶ月以内の墓石建立義務」「契約後、外柵の設置義務」などが規定されている場合があります。
管理料の支払い方法
「一年間分一括」「三年間分前納」などがあります。
墓地使用権の失効条件
管理費の滞納・未納の場合、永代使用権を取り消されてしまう場合があります。