常照院 ─港区芝公園・浄土宗の寺院墓地─
大門駅から徒歩3分にある増上寺の子院
都心にありながら静かな環境。平坦な墓地。
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常照院(じょうしょういん)について
常照院は東京都港区芝公園にある浄土宗の寺院です。開山は武蔵野国の周公上人といわれています。もともとは芝浦に位置し、不断説法所でしたが、その後に増上寺の子院となりました。寺中には「あかん堂」があり、一光三尊阿弥陀如来を安置しています。
一光三尊仏は、永享元年(1429年)に江戸芝金杉先の海に、漁師が海に網を投げ入れたところ、古木の空洞の中に一光三尊仏があり、漁師は持ち帰り家で手を合わせていました。常照院の住職の周公がこの出来事に感得するものがあったので、漁師の家を訪れ常照院に遷座しました。
常照院にはその昔、歌舞伎の名門である市川団十郎家の菩提寺で、墓所もこちらにありました。初代団十郎が元禄17年(1704年)刺殺により亡くなり、徳川家の菩提寺である増上寺の子院の当寺に葬られました。その後に8代目団十郎は大阪で自害し、大阪にある浄土宗の一心寺に葬られ、常照院には遺髪が納められました。次の9代目団十郎になったときに神道に改宗し、明治36年(1903年)に亡くなりました。後の昭和9年(1934年)に関東大震災による寺院の移転と墓地の改修の際に、市川家の墓地を都立青山霊園へと移転し、改葬されました。境内には7代目団十郎が寄進した石の水鉢などが残っています。また、歌舞伎や浄瑠璃で演じられる、白子屋おくまの墓石の一部も現存しています。
大門駅、御成門駅、浜松町駅の3駅から徒歩圏内で、大門駅からは徒歩3分です。駐車スペースもあります。都心の墓所でありながら、墓地は静かなので、落ち着いてお墓参りができる環境です。
特長
- 大門駅、御成門駅、浜松町駅の3駅から徒歩圏内
- 駐車所スペース有り
- ビジネス街にありながら静かな環境
- 戦火を免れた貴重なご本尊や国の登録文化財などを有する
- 増上寺の子院
料金
永代使用料
- 45cm×45cm(0.20㎡):70万円
- 36cm×60cm(0.22㎡):100万円
- 60cm×60cm(0.36㎡):130万円
- 75cm×75cm(0.56㎡):190万円
- 90cm×90cm(0.81㎡):280万円
※その他の区画もあります。お問い合わせください。
年間管理費
- 10,000円
※永代供養塔の詳しい価格についてはお問い合わせください。
常照院 概要
名称 | 常照院 |
宗派 | 浄土宗 |
墓地形態 | 寺院墓地 |
経営主体 | 常照院 |
所在地 | 東京都港区芝公園1-8-9 |
アクセス | ▼都営浅草線・大江戸線「大門駅」A6出口より徒歩3分 ▼都営三田線「御成門駅」A2出口より徒歩3分 ▼JR山手線「浜松町駅」北口より徒歩8分 |
※常照院に朋友の係員は常駐していません。行事や法要の予定を確認の上で墓地のご案内をさせていただきますので、常照院をご見学の際は事前に朋友までご連絡をお願い致します。
※常照院以外の墓地情報は「墓地一覧」よりご覧ください。